ペイ・フォワード倶楽部では、2014年後半から、アジア地域(ベトナム・カンボジア・フィリイピン)
の支援を考えはじめ、当団体が関われる状況を確認し、支援先をカンボジアのシュムリアップと決めました。
2017年1月までの間に35回の渡航を繰り返し、現地状況を把握しながら支援内容を進めるように
努力を重ねてまいりました。
日本もアジア諸国に属していますが、世界の各地域・国の経済や政治などの違いを大きく感じる
ことが多く、渡航回数が増えるにしたがって、なお強く感じるようになっていきました。
そして、現地州立メンチェン大学や日本の近畿大学の等のお力添えで、蚕の養成・生産を
具体的な形でできるところまで積み重ねてこれた約3年間でした。
2016年の第1回目の実験(現地人の協力の元)で素晴らしい蚕の育成に成功した時には、
それからの支援が当団体としても見えてきて、現地人の方はもちろん、当団体としても大いに
明るく次の段階への計画(畑としての土地の購入や人員の手配)に取り組もうとした時期がありました。
しかしながら、2017年、近年にはなかった大雨の連日で、試験農場の畑は池になってしまい、
継続して続けていくことが困難と判断しました。
カンボジアへのご支援を頂戴しておりました皆さま、ご支援ありがとうございました。